Sloning  [販売中止]

 
 

人工遺伝子受託合成サービス Slonomics™ (SlonoGene) (研究用)

スローニング社はトリプル・ビルディング・ブロック方式(国際特許取得)による信頼度の極めて高い人工遺伝子合成法 Slonomicsテクノロジーを開発し、その受託サービス SlonoGeneを開始しました。
Slonomicsテクノロジーは二本鎖のDNAビルディング・ブロック(アンカー部分とスプリンカー部分)をトリプル・ビルデイング・ブロック方式で積み上げることで遺伝子を人工的に合成する最新技術です。

 
 

 
 
 

人工遺伝子受託合成サービス Slonomics™ (SlonoGene) (研究用)

 
Slonomicsテクノロジー は、トリプレット・ビルディング・ブロック方式 (国際特許) を採用した人工遺伝子合成技術です。

 

 Oligonucleotide as Raw Material: 二次構造オリゴヌクレオチドを原材料とします。

 

 本テクノロジーにおいて、二次構造をもったオリゴヌクレオチドが、Slonomics合成プロセスでの材料として用いられます。以下に示す通り、それらの分子は'anchor'と'splinker'の二つの異なるグループに分類出来ます。anchorにはデザインされたDNA鎖の範囲を含む様々な配列をもち、またsplinkerにはanchorから様々な配列に移行する構成部分をもっています。合成プロセスにおいて、ある部位で切断するための認識部位が不可欠となります。全ての遺伝子配列の合成を可能とするには、異なるビルディング・ブロックの必要数は最大で4,160です。全てのビルディング・ブロックを合わせたものが、Sloning社で大量に保管されているライブラリーに相当します。
 

 

 

 
The Elongation: 合成プロセス - 伸長

 

合成プロセスの第一フェーズでは、ライゲーションと切断の繰り返し反応サイクルを介して、ターゲット分子の短いサブ-配列が組み合わせられます。
下図のsplinkerが3bpずつ伸長されるサイクルが行われます。
このプロセスを5回繰り返した後には、独立した15bpの限定された分子が得られます。
この分子が伸長ブロックとしてみなされ、これがターゲット配列の一部分となります。
 

 

 

 

 
 

 
 
 
 

コントロールされたアミノ酸置換を挿入 
SlonoMax™ Mutant Libraries

SlonoMax変異体ライブラリーでは、目的箇所に狙った比率で変異を導入することが可能であり、従来の方法に比べ、飛躍的に充実した遺伝子変異ライブラリーであり、目的とする変異体タンパク質の取得が極めて効率的に行える。
 


Slonomax Mutant Libraries - Controlled Amino Acid Exchange: 
コントロールされたアミノ酸置換を挿入
 
今日に至るまで、遺伝子ライブラリーの作製にはerror-prone PCR法のようなランダムな方法や、degenerateオリゴヌクレオチドによる直接的な方法が用いられてきました。これらの方法では、目的としないあるいは機能をもたないバリアント分子が高い割合で生じるのに加えて、バリアントが手に入らなかったり、ライブラリー内に目的のバリアントが不均一に出現したりする事がありました。
 
SlonoMax変異体ライブラリーでは、制御された頻度と分布になっている目的のバリアントで厳格に構成されています。合成プロセスの間にトリプレット・ビルディング・ブロック(anchors)のミックスチャーを加える事により、遺伝子配列内の特定部位にアミノ置換が挿入されます。その結果、その部位において、全てのコドン・トリプレットの比率を制御できる事になります。

 

 

資料ダウンロード
抗体作製に最適な遺伝子ライブラリー作製の新技術「SlonoMaxTM」.doc(約600KB)